長寿医療制度(後期高齢者医療制度)が15日、始まった。
長寿医療制度(後期高齢者医療制度)とは
75歳以上の高齢者から保険料を年金から天引きする
「特別徴収」のこと。
各地の自治体では、「なぜ天引きするんだ」
「しっかりと説明しろ」などの問い合わせや苦情が多数寄せられ、
担当者らは対応に追われ、制度の周知の不十分さからの
混乱ぶりがあらためて浮き彫りになった。
この日、舛添要一厚生労働相は閣議後の閣僚懇談会で、
「保険料を金融機関などで支払う手間や
行政の無駄な徴収コストを省くことができる」と
天引きのメリットを強調。
「特別徴収(天引き)の意義について理解してもらえるよう、
さらに広報や周知に努める」と閣議後会見の中で明らかにした。
しかし、役所の窓口には、
電話での問い合わせや訪問する人が殺到した。
東京都中野区では午前8時半の開庁と同時に、
担当の保険医療分野には問い合わせにきた
複数のお年寄りが殺到。
「なぜ保険料から天引きするんだ」
「保険証がまだ届いていない」などと
語気を強める場面も。
11時までで電話の問い合わせも50件を超えたという。
豊島区では朝から電話が鳴りっぱなしで、
通常業務も手につかない状態。
男性職員は「週初めの月曜日も忙しかったが、
きょうも大変」とため息まじりに話した。
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